大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

【自己分析に迷っている人へ】就職活動における自己分析の終着点は「Why」からはじまるストーリー。

このブログでも一貫して書き続けていることですが、就職活動において「自己分析」はすごく大事。

なんだけれども、じゃあ、どうやって?という話もありますし、一人で完結できる人なんていうのはごくごく一部の人たちなわけですから、適切なフィードバックをもらえる環境というのもすごく大事だったりします。

 

つい昨日、僕の学生時代からの先輩で、今はとある企業で人事をしている人に言われて「これだ!」となった考え方を書こうと思います。

僕的には、就職活動における自己分析の終着点だなあというくらい強い印象を受けたので、自己分析に迷っている人や、ある一定やったけれども、どうもしっくりこないという人に向けて、何かのヒントになればという思いでこの記事を書きます。

 

なぜを問いかけることから、物事の本質へと入っていく

以前、僕が最初この部署に配属になった時に「Whyから始まるゴールデンサークル」という考え方を先輩に叩き込まれたという話をしました。今年の7月から東京に移動になった優秀な先輩です。

yuto.hatenadiary.jp

この記事にも書きましたが、いきなり方法論として「How(=どうやるのか)」や「What(=何をやるのか)」から入るのではなく、きちんと本質的に「Why(=どうして?)」という問いかけをしようと。

それを繰り返していくことが本質にたどり着くということなのだ、ということです。

 

じゃあ、それを就活における自己分析に落とし込んでいくと、どうなるのか。ということをまとめてみました。

 

自分自身の人生グラフを描いて振り返ってみよう

人生グラフ(モチベーショングラフ)という自己分析の考え方があります。

やり方に関しては、この記事がよくできているので、参考にしてみてください。

topothesia.jp

自分自身の20数年間の人生をグラフで表してみて、そのときのモチベーションの高さを見えるようにします。

高い理由はなんだっけ。低い理由はどうして?

というようなことを書き出してみる。そこから、自分自身が「なぜ」その行動をとり、挫折を乗り越えることができ、今に至るのか、というのを言語化します。

 

これが、いわゆる「Why」の部分と、そして 「How」つまりは「どうしてその価値観を大切にしているのか」ということ。

「How」に関しては、上の「Why」を深掘りしたその理由と考えてよいです。 

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あなたはどんな仕事をしている人に憧れますか?

あなたには、憧れる大人がいるでしょうか。

こんな風に仕事をしていて、こういう想いをもっていて、世の中とこんな関わり方をしている。

周りにいなければ、有名人でもいいのです。

孫正義でもいいし、イチローでもいいし、村上春樹でも、いつも通っているカフェの店長さんでもいいのです。

 

大切なのは、あなたがなぜその人に憧れているのかということ。

そして、あなた自身が社会とどういう関わり方をする大人になりたいのかということです。

そこあなたの価値観が詰まっている。

 

僕の場合は、例えばそれが物理学者であったり、ちきりんさんであったり、大好きな千田琢哉さんであったりするわけです。

だから今僕はここに立っているわけです。

 

僕自身はでいうと、孫正義さんはめっちゃかっこいと思うけれど、そんな生き方に憧れたことは一度もありません。

それが僕の価値観なわけです。

 

翻って、じゃああなたの人生を考えた時に、今から迎える就職活動は、あなたの人生にとってどんな位置にありますか?ということです。

なぜ、そこに「親の価値観」や「学校の先生の好き嫌い」や「社会の風習」が入ってくるのでしょうか。

大事です。上の事柄は最もなことだと思いますし、無視しろとも思いません。ただ、優先順位はあなたの中にある答えだということです。

yuto.hatenadiary.jp

 

「どんな会社に入ればいいか」から始まる就職活動は失敗する

よくある事例です。

 

私は、御社で営業の仕事がしたいです!(What=何をするか)

なぜならば、私は学生時代、接客のアルバイトをしていました。つらつら・・(How=どうやって)

私は人と接する仕事が好きだと思っています!(Why=なぜ?)

 

 

逆です!!

 

わかりますか?

多くの就活生は、本当にこういう考え方をします。

面接で聞かれたから結論から話をしているわけではなく、思考の順番がこうだということです。

それは、今ある仕事や職種や会社に、自分自身の価値観を当てはめに行っているのです。

 

そうではなくて、考える順番を逆にして見るということです。

自分自身はどういう人生を歩んできて、どんな価値観を持っているのか。それはなぜか。

そういうところを深掘りをしていって、その先に、だったらこういう生き方、働き方をしたい。

だから、この職種です。それができるのが、この会社です。場合によっては就職ではありません。

という順番の方が、人生で見た時に幸せになれるのです。

 

会社ありきで考えてしまって、結果、不幸せな人生を歩みたいですか?

 

 

***

 

さて。長くなってしまいましたが、たくさんの人生の先輩たちに教えてもらったことをまとめてみました。

実践してみてください。この考え方から入るだけで、あなたは同世代の就活生より圧倒的に抜きん出ているはずです。

 

読んでくださってありがとう。

 

 

【ゴールデンサークル理論】

YouTubeはこちら。英語版しかなかった・・よかったら見てみてください。

www.youtube.com

注)TEDというのは、要は世界のすごい人たちが自分の人生の渾身の一滴をプレゼンテーションするという場。

いまはYouTubeでもその動画が公開されていますし、ログミーというメディアが書き起こしもしてくれています。

logmi.jp

いい時代に生まれて幸せですね。