大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

大丈夫じゃない「大丈夫」という言葉は使わない。

 

僕の人生の口癖に「大丈夫」という言葉があります。

どんな時も、「大丈夫」だといってしまう僕がいたんです。

それが全然、大丈夫じゃない時にも。

 

迷っていたり、うようよしている時に、誰かから「だいじょうぶだよ」と言ってもらうことは、すごく嬉しいこと。

元気が出るし、「ああ、大丈夫なんだな」って思えるから。

 

でも、自分が全然大丈夫じゃない時に、よくわからないけれど「大丈夫です」と言い続けていたら、いつの間にか引きつった笑顔の僕になってしまっていました。

今年になるまで、気づかなかった。

いま気づけて本当によかったと思うのだけれど。

 

壁にぶつかって大変な時に「大丈夫」と言い聞かせてみることは、時には必要。

でも、そうじゃなくて、自分自身が本当に大丈夫じゃない時って、あるんですね。

心と体が分離していたりとか、頭と行動が分離している時。

そんな時に、全くもって大丈夫じゃない「大丈夫」を連呼していると、いつの間にか僕が僕でなくなっていってしまう。

ふと気付いた時に、あれ?って思うんです。僕はいまどこにいて、誰の人生を生きているんだろう、って。

 

泣きたい時は、泣けばいいんです。

辛い時には、辛いって言えばいい。

少なくとも、誰かに「辛いんだ」とか「いま、大丈夫じゃないんだ」って言えることは、とても大切なこと。

笑いたくない時には、笑わなくていいんだって気づくことができた。

そんな当たり前のことなのに、いつのまにか僕はそんなことすら忘れて、常にへんちくりんな愛想笑いを持っている人になっていました。

あ、心の伴っていない笑顔は、わかる人にはわかるらしいです。僕はそう言われて初めて、気づいたんです。

 

自分の感情は、ごまかさない。

ちゃんと、心の声を聞こうって思えたから。

大切なことです。

 

いろんなものに向き合うと同時に、まずは自分自身にちゃんと向き合いましょ。

それが、自分を生きるということなんだと思います。

ありがとう。