【就活体験記】テレビ見ないのに、日本有数のCMを作っている広告代理店を受けて落ちた事件。
今日、第一志望の企業の役員面接をパスしたのに、再度呼ばれてその企業に行くことになりました。ゆってぃです。
結構なお偉いさんの役員面接は通ったので、おそらくは意思確認面接だと思われます。
がんばろ。
また良い結果を報告できれば、と思っています。
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さてさて。
前の記事で、僕の就活におけるお祈りメールコレクションについて書きました。
今回は、その続き。
前回、大手広告代理店のことを書いたので、そのつながりで今回も、最大手広告代理店を落ちた事件を綴ります笑
テレビを見ないのに、広告代理店を受けること
名前は出さないですが、言わずと知れた、世界有数の広告代理店が日本にあって、日本中の大学生がその企業をこぞって受けます。
東大京大はいざ知らず、本当に優秀な人たちが受けてくる企業。
毎年エントリーの数だけで数万人にものぼるとか。
そこから高々100人程度しか新卒採用をしないわけですから、本当に狭き門ですよね。
選考フローはと言いますと、まずは、ES(エントリーシート)と、SPIテストセンターで、ごそっと足切り。
大手企業は、まず第一関門がここになります。
またここのESがよくわからん。。
その「企業を表すキャッチコピー(20文字)を考えてください」くらいならまだわかります。広告代理店なんで。
でも、
「多くの人にリツイートされるつぶやきをご記入ください(140文字以内)」
とか、
「あなた自身にキャッチフレーズをつけてください」
とかはもう、何が正しいのかなんてわからないわけです。
挙げ句の果てに、
「面接で聞かれたくないことを3つあげてください」
とか。。
これは、一体何をみてるんだろうか。。
これを記入したら、面接で聞くのか?聞かないのか?みたいなw
これがES。
そして、ものすごく基準値の高いSPIテストセンター。
SPIは特に勉強はしていませんが、この企業は8割くらいがボーダーと言われています。
テストセンターで8割をパスする学生なんて、全大学の本当に数%でしょう。
早慶でも、文系なら結構きついレベルなのかなと思っています。
でも、逆に言うと地方大学であっても、国立大学の入試であるセンター試験を軽々パスしている人たちであれば、特別な対策はせずとも、受かることもまた事実。
なぜなら、現に何も対策をしていない僕が受かっているので。
いくら最大手企業と言っても、学歴フィルターは存在しない、ということの証明になったかなと思います。
そうこうして選考が進む中で、2次選考。
学生1人対、現場社員2人。
僕の場合は、20数年現場でやっているという社員お2人が、面接官でした。
面接は終始和やかに進んでいきます。
「学生時代に一番頑張ったことは?」とか、まあ途中までは普通の面接でよかったんです。
ところが、「好きなCMは?」という質問に対して、「あ、テレビ見ないっすね..」と返答したところから、空気が凍りついたという。
これはやばい、とさすがに僕も思いましたが、嘘をついてもしょうがないので、そのまま正直に言いました。
「テレビは見ないけれど、好きな広告はありまして、〜〜」
という会話は、「ふ〜ん」で流されるという。。
日本のテレビテレビCMのほとんどを作っている広告会社に対して、この回答はさすがに地雷だったようで。
ということで、普通に落ちました笑
せっかく面接まで進んだから、少しもったいないなぁとは思ったのですが、まあしょうがない。
もし、広告代理店を受ける人がいたら、やっぱりその企業が作っている制作物くらいは、ざっと知っていた方が良いと思います。
好きなCMは?好きなコピーは?
というような問いに対しては、やっぱりその企業が作っているもの中で、きちんと自分自身とストーリーを重ねることができるものを語った方がよいはずです。
余談ですが、僕の現在の上司は、昔、電通の面接で「好きなCMは?」という問いに対して、「好きなCMはないですが、嫌いなCMはあります」と言って、すべて電通のCMを上げていったという猛者です。笑
ちなみに彼は、その回答で最終面接まで進み、最終面接でも同じように答えて場をフリーズさせて落ちた、という伝説を持っています。
人間って一緒に働いていると、自然と似てくるものなのでしょうか。
今回はここまで。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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【追記】
冒頭の企業には、なぜか落ちました。笑
という記事も書いています。よかったら読んでみてください。
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