大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

月明かりの下でのお散歩

 

最近の僕の日課にあるのが、夜空の下で月を眺めたりしながらお散歩をすること。

以前は夜の大学を歩いたりしていましたが、最近はもっぱら家の周りを歩いています。

大学に入った頃はずっと、まあ実際は大学に入る前からなので4〜5年くらいですが、家の周りをひたすら歩くという習慣を持っていました。

 

途中から、忙しさにかまけて、ゆっくり空を見上げて夜空の下で散歩をすることとか、昼間の青空の下でぶらぶらすることとか。そういった景色の色を感じることも忘れてしまっていたのですが、やっぱり必要。自然と求めるんですね。

思うのですが、やっぱり人間はどこかでそういう時間を作るべきなのではないでしょうか。

人間だって自然の一部ですし、都会の明るさもそれはそれで良いのですが、一方で時にはその中にある自然に気持ちを預けるという時間も、必要な気がしています。

 

僕の家のすぐ近くには、大きな湖があります。徒歩3〜4分くらい。

海につながっている湖ですが、僕の家の周りにあるのは海ではなくて、湖です。

その湖を囲むように公園と遊歩道があって、僕はいつもその道を歩いています。大きな橋がかかっていて、あちら側に渡って、道を渡って反対側からまた帰ってくる。

都会のすぐ隣の街なので、夜歩くときはお隣の街の明るさとかは遠くによく見えるのですが、逆にそれがこちら側の静けさとか、街灯の優しい灯が続いている様子とかを、一層引き立てています。

あれだけ明るさがあるにも関わらず、夜空を見上げると月も星も見えて、それが湖の静けさと合間って、すごく良い。

大きな道路に面してはいますが、夜になるとそれほど交通量は多くなくて、想像以上に静かです。

だからこそ、ひとりでぼんやりと物想いにふけりながら、ゆったりと歩くことができる。良い時間です。

 

僕はそういうお散歩の時には、まず音楽は聴かない。

以前は聴きながら歩いていたのですが、最近は聴かなくなりました。

もっぱら自然の景色の音に耳を傾けることをしている。街並みには、意外といろんな音があふれていて、飽きがこないんですね。

逆に例えば電車とか、飛行機とか、そういった自然ではないところに囲まれた環境では、僕は音楽を聴くことが多かったりもするのですが。ぼうっとしようと思うのですが、何も聴かずにはいられなくなって、結局はイヤホンを手にとってしまうんです。

 

昨日の月は、ちょうど半分くらいだった。

綺麗に輝く月でした。

ちょうど昨日、村上春樹の『1Q84』のVol.3(最終巻)を読み終えた直後だったので、思わず月を見上げていました。

空に浮かんでいた月は以前と変わらず1つだったので、ほっとしました。今は2016年なのですから。