大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

大学時代、本気で語れる経験はありますか。

あなたは、あなたの大学時代とは?と聞かれて、何を語りますか。

あなたの大学時代に、本気で語れる経験はありますか。

 

本気って、なんだ?

 

私はこれを、大学時代に本気で打ち込んだと。

私の大学時代はこれですと、そう一点の曇りもなく語れる経験がある人は、強い。

 

僕も、あなたも、想い出作りのために大学時代を過ごしているわけじゃあない。

就職活動のための大学時代を過ごしているわけでもない。

ただ、夢を叶えるための大学時代があるだけなんです。

 

その手段として就職活動があるならば、そしてもしあなたが大学時代に本気で語れる経験があるならば、面接ではそれを語ればいい。

必ず結果が出ることを、僕が保証します。

 

別に、なんでもいい。

勉強でも、部活でも、サークルでも、読書でも、本当になんでもいいから、あなたが本気で打ち込んだ経験があるならば、それがあなたの未来につながっているんです。

 

僕は大学時代に何をしたかというと、4年間ずっと、否、10代の頃からずっと、ひたむきに自分自身を掘るということをやっていた。

過去の偉人の言葉に触れて、自己と対話し、考えて、書いて、学問をして。

僕の4年間は、そういう時代でした。

 

その結果として今は、たくさんの人に関わるということをしている。

それは結局、自分自身と向き合うということなんだけれども。

本気で語れるエピソードの1つに、今やっていることがあって、僕は就活時代、「あなたが学生時代で一番頑張ったことはなんですか?」という質問の意味が、わからなかった。

 

半年以上その質問について考えました。

僕が、学生時代に一番頑張ったことってなんだろう、と。

質問の意味がわかりません、何を聞きたいんですか?と、それこそたくさんの人にこのことについて聞いて、ずっと考えて、それでもやっぱりわかりませんでした。

そして実際の就活が始まって、面接でも面接官にこの質問について聞くということを繰り返しているうちに、その答えはないということに気づきました。

 

答えは、「今」なんです。

 

僕が学生時代に最も頑張ったことは、高校時代のサッカーでもなく、大学受験の勉強でもなく、大学時代の勉強でも、起業の経験でもなかった。

一番頑張っているのは「今」であって、それ以上でもそれ以下でもないんだと。

過去の一瞬一瞬の積み重ねが今であって、今の積み重ねにしか未来はないんですと。

 

だから僕は面接でこの質問をされた時は、「今です」と即答していました。

十中八九、面接官にも周りの学生にもドン引きされます。

でも、面接は通るんですね。

だって、今ここにいる自分が、全てなんです。

本気で語れる経験は、僕の場合は今だった。

 

今、本気でやっていることを、淡々と話すだけでした。

それ以上に、自分以上に見せる必要もない。

 

それに気づくことができた大学時代というのは、僕の財産です。

 

翻って、あなたは、大学時代を問われた時に、何を語りますか。

本気で語れる経験をしよう、とか、今から一緒にそれを作ろうとか、そんな薄っぺらいことを言いたいわけではありません。

 

僕も過去、大人に「大学時代、本気で語れる経験を作るために、〜〜をしよう」(その時は、インターンシップによる海外経験だったw)と言われて、一気に冷めた経験があります。

そういうことではない。

「よし、今から本気で語れる経験を作りましょう」とか、そんなレベルの話をしているのではなくて。

僕が伝えたい”何か”を感じ取ってもらえたら、嬉しいです。

 

ここまで読んでくれて、ありがとう。

 

<追伸>

読み返してみて、実は僕が後輩たちに伝えたい一番のメッセージは、これなんだということに改めて気づきました。