大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

頭の良さは遺伝する

興味深い記事を読んだので、紹介させてもらいます。

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僕なりの言葉で書くならば、この記事は”知能格差”について書かれた記事です。

すごくわかるなあと思いつつ。

 

ぶっちゃけ頭の良さは遺伝します。プラス「環境」で、ほとんどが決まると思っていて。

これは別に学問的に証明があるとかないとかではなく、世の中の構造をちょっと見渡せば明らかなことなんですね。

僕は10代の頃、いわゆる進学校と(地元では)そう言われる学校に通っていました。

まあ僕の通っていた学校がどのレベルでの進学校かという話は置いておき。

その中でもいわゆる最難関クラスと呼ばれる成績がトップのクラスは、間違いなく日本でもトップの学力水準の人たちでした。

特に僕らの学年は黄金世代で、現役で旧帝大はすべて制覇。早慶はもちろん、国立大学の医学部も多かった。たった40人1クラスの中で、です。

その難関クラスというのは、中高の6年間、ほとんど入れ替わりがありません。高校進学時にも8割くらいは同じメンバーで、残り2割のうち「高校進学組の優秀な人」+「中学3年間は難関クラスにいなかった組でかつ優秀な人」というのが1割ずつくらい。

つまりは、中学入学時点における学力水準は、高校卒業時においても全体の8割くらいは変わらない、ということなんです。

 

「思考力」というのは、ほとんど10代で決まります。

20歳を過ぎてももちろん伸びるけれど、そのベースとなる下地は10代の環境で決まると思っていて、さらに言うなればそれまでの環境でそのほとんどが決まります。

僕は中高の経験という軸と、大学時代に多くの大人や同世代の人たちと関わった経験。加えて就職活動で得た実感値という3つの軸から相対的に、かつ明確に「遺伝子」+「環境要因」の影響の大きさを理解しているつもりです。

日本社会における階層構造の中で、本当に上位2割の人たちがどんな思考レベルで物事を捉えているのか、ということなんです。

僕自身の立ち位置というのも、客観的に把握しています。

 

翻って。

じゃあ、僕自身が閉塞感を背負って生きていくのかといえば、そうではない。

まず自分自身の客観的な把握があり、そもそも自分自身が何を望んで生きるのかということが大切だと思っていて。

自分の勝負すべき土俵を見誤らないじゃあないけれど、ちゃんと自分の生き方を問い続けることは大切だと思うんですね。

まだまだ葛藤も抱えつつ、それを楽しんでありたいなあ。

ありがとう。

 

***

 

再掲ですが。わりと本気で世の中はすべて才能だと思います。こういうことを書くと、またいろいろ言われるんだと思うけれど。

yuto.hatenadiary.jp

 

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