大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

新入社員研修初日。

さて。

今日から新入社員研修が始まりました。

とある研修会場を貸し切って、総合職だけで200人以上の新入社員が一堂に会して全体研修がスタートしました。

4月半ばまではこの全員での研修を行う。この全体研修を経て、各部署へ配属。

そのあとは、各部署で研修もしくはそのまま現場へ、という流れになります。

 

まず、研修初日を終えての感想を。

この規模感の企業の研修は、半端ない!

 

何が半端ないかというと、その規模感、つまりは場所・施設から細かな作り込み、そして研修の内容に渡って、本当によくできているなと、研修を受ける身でありながら、本当に感動していました。これが大企業かと。

どうやってこの研修全体を作っているんだろう?と、研修中はずっと作る側のことを考えていましたが、とてもじゃないけれど想像できない。

いつか、このようなコンテンツを作る側として関われるようになりたいなと、そんなことを思いつつ。

(もちろん、これ以上ないくらい真剣に取り組んでいましたよ。笑)

 

やり方ではなく、あり方。

今日の研修を通して、非常に多くの学びがありました。

人材業界の企業らしく、コンプライアンスの徹底、心構えといったことを徹底するあたり、本当にすごい。

ものすごく徹底的に、僕ら一人ひとりのあり方が、会社全体の責任を背負っているのだということを強調されました。ああ、本当にそうだなあと。

その中で一つ、印象に残った言葉を。

 

大切なのは、やり方ではなく、あり方。

 

いい言葉だなあと思ったんです。

「やり方」というのは、言うなればスキルです。

もちろん僕らはいま何もできないけれど、仕事を覚えていく中で一定時間を経ると、できるものはできるようになる。スキルが身につき、やり方が身についていきます。

例えばそのスキルで「おお、すごい」とはなるけれど、それではお客様の心は掴めない。感動には至らない、ということです。

 

そうではなくて、一番大切なのは「あり方」だと。

あり方というのは、つまり生き方のことです。

僕の解釈ですが、例えばスキルというのはビジネス上のことであって、極端な話をすれば朝の9時から終業時間までのものであればいい。

その中で、できることを増やしていき、仕事をする。

そのスタンスでいい人は、それでもいいと思うんです。

 

でも、本当に至極プロフェッショナルでありたいと思うならば、それではいけない。

そもそも自分自身の生き方を問われるんです。

日々のあり方、9時から18時の間ではなくて、24時間のあり方が問われる。生き方として、ということなのだと。

生き方として、プロフェッショナルであれ。

そういうメッセージだと僕は思いました。だから、心にすごく響いた。

 

今の僕は、何もできません。

でも、それは当たり前ではなくて、1日も早く、まずはできることをできるようになる。そこからスタートです。

でも、そもそものあり方としては、社会人がスタートしたこの瞬間から、プロであるべきだし、僕はそうありたい。

今までの生き方、そしてこれからの生き方を問われる瞬間に多々直面するのだと思うのです。

だからこそ、仕事は楽しい。

心からそう言えるように、日々がんばってありたいと思います。

 

ありがとう。