大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

自分らしく生きることは、多くの人に支えられて生きるということだと思う。

「自分らしく生きよう」という言葉が流行して久しいです。

特に現代は「自分の人生なんだから、自分が好きなように生きよう」という考えがすごく広まっているように思います。

 

自分らしく生きることは、自分勝手に生きることとは違います。

自分を大切にすることが自己チューに生きることと違うように。

 

自分自身をいちばんよくわかっているのは、実は自分ではなくて、周りの人なのではないでしょうか。

本当の自分は違う!と叫んでみても、いちばん客観的に見ているのは、周りの人たちだったりするわけです。

 

自分らしく生きることは、好き勝手に生きることとは違う。

好き勝手に生きてもいいけれど、結局は誰かに支えられて生きているわけです。

自己チューになりすぎると、その感謝を忘れてしまう。

「感謝」の反対は「当たり前」です。

人間は弱い。僕も弱いし、あなたも弱い。

正確には、みんなそれぞれに弱さを抱えながら生きているんです。

今あるものが当たり前になってしまうと、人は皆、感謝を忘れてしまう。

自分らしく生きることはつまり、多くの人に支えられて生きることだと僕は思います。

 

人はいちばん感謝すべき人を恨んでしまう生き物です。

本当はいちばん感謝すべき人なのに、「どうしてわかってくれないんだ」とか「これだけのことをしてあげたのに」という風に思ってしまう。

本当は「わかってくれない!」ではなく、自分がいちばんわかってあげるべきなんです。

「これだけのことをしてあげたのに・・」の後に続くのは決まって「どうしてそれ以上のものを返してくれないんだ」というものです。でも本当は、今までの関係性があることに、「今」があることに感謝することなんだと思います。

 

誰かに支えられている今があるから、今度は誰かを支えられる人に、僕はなりたい。