大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

「対象が移り変わるが、一つを突き詰める」という人は、飽きっぽいのではなく、深い探究心があるのだということ。

大学生になると、途端に「学生団体」や「NPO団体」がうわっと増えます。

あなたの周りにも、そういう先輩や同級生がいるのではないでしょうか?

 

なんども書いていますが、僕は大学に入学した後、大学の教室と図書館と行き来する生活を繰り返していました。

ほとんど毎日、朝の8時には大学に行っていました。8時に大学の図書館が開くからです。

そこから閉館する22時前まで図書館に引きこもり。

ひたすら本を読み、ブログを書き、勉強をしていた、孤独と向き合う時間を過ごしていました。

 

そんな僕が、ひょんなことから学生活動に顔を出すようになり、自分自身が一番驚いています。

最初のきっかけは、友人に誘われて参加した「チーム型のインターンシップ」だったのですが、そこからあれよあれよという間に、学生団体としてたくさんイベントをやり、いろんなところへ繋がり、そのご縁で気づけば会社を作ったりもしました。

一度やめて勉学に打ち込んで、その後、ご縁からとある会社の新規事業にジョインさせてもらい、その結果、研究者になりたいと思っていた僕の夢は進路を変え、東京で就職活動をし、その結果、今ここにいます。

【就活体験記】大学院に行くつもりだった僕が、就職活動を始めた理由。 - 大人の少年で、僕はありたい。

 

一貫してあるのは深い探究心

僕は昔から、自分が「これ!」と思ったものをとことん追求する子供でした。

幅広い好奇心がある方ではなく、一つの物事を突き詰めて行くという、深さを持った知的好奇心。

言うなれば、探究心が僕の根っこにある人間特性です。

 

幼い頃から本に熱中していたし、小学校4年生から始めたサッカーは、今の僕からは想像もできないくらい、僕自身をスポーツ少年にしました。

幼少期から始めたピアノがきっかけで音楽が大好きになり、高校時代に始めたギターは僕の人生を変えました。

 

大学時代の専門である物理学もそうです。

いろんなことに興味関心を抱くというのはもちろんですが、一つのことをとことん突き詰めることができる学問は、僕にとってこれ以上ない魅力的な世界だったわけです。

 

この記事の冒頭に書きましたが、僕はあれだけの経験を、たった4年間という時間の中ですることができた。

いろんなことに興味関心が移り変わっているように見えるかもしれませんが、そうではありません。

一貫して僕自身の中にあるのは、強い探究心であるということなのです。

 

探究心というのは何を突き詰めているのかというと、それは自分自身です。

そこには向こう側に大きな世界が広がっていて、知りたいのです。向こう側が見たいのです。

何について知りたいのかといえば、それこそが自分自身です。

僕の場合はその対象が、例えばサッカーや音楽、そして物理学というものであった。

大学時代には本に没頭する傍ら、社会との接点をきっかけに、人間社会にすごく興味を持った。

だからこそ、色々な経験を、その瞬間に最大限打ち込んで、次のところへ移っていく。それは、突き詰めたいとい強い探究心からくるものだということです。

 

数学や物理学の研究者になる人は、一見すると、様々なことに興味関心を持っているように見えます。

もちろんそうなのですが、彼らの特性としてあるのはむしろ、一つのことに何十年も没頭できる探究心だということ。

もし、その興味の対象がビジネスであった人は一流のビジネスパーソンになるであろうし、物語であった人は、小説家になるのだという、ただ、それだけのことです。

 

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僕は今でも、あの頃と変わらず、目の前に広がるものたちの向こう側に行こうとしている。

次の景色が見たいのです。自分自身について知りたいのです。

だから今、ビジネスのフィールドに立っている。

そこが見せてくれる世界が、たまらなく面白い。

それをこうしてブログに綴ることができるというのもまた、僕の喜びだと思っています。