大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

人材業界を愛する人たちへ

人材業界を愛する人たちへ

というカテゴリで、新たな連載を始めたいと思います。

連載といっても、日々感じることを書いていくということなのですが、特にHR業界の人たちには、読んで欲しい内容だという思いを込めて、僕の意思を書き続けることは大切だと思うので。

 

僕自身がHR業界に身を置き、人材を事業の生業とする人たちと多く関わっている中で、感じる「陰」と「陽」を書きたいというのが、そもそもの出発点です。

 

タイトルにある「人材業界を愛する人たちへ」という言葉は、文筆家である千田琢哉さんの以前のブログから取らせていただきました。

千田琢哉さんは、キャリアのスタートを保険業界から踏み出しました。

 

この業界がこれから本気で変わっていかなければならないだろうという思いから、誰かがいずれ業界にメスを入れることになります。 

そうであるならば、少なくとも今の僕から見える景色を言葉に綴っておくことは、大切なことのような気がするので。

 

人材業界は、人身売買をする生業(なりわい)であるという覚悟を持て

この業界にどっぷりとはいかずとも、数年いるだけで、忘れそうになる感覚があります。

それは、自分たちが「人の価値に値段をつけている」仕事をしている、ということ。

 

平気で候補者のことを「この人は、売れる」とか「売れなそうだなあ・・」とかいっていますが、業界全体のそのモラルが向上していかなければ、市場に淘汰されるのは目に見えているわけで。

 

そういう仕事であるということは十二分にわかった上で、じゃあ、自分自身が値段をつけられる側に立った時に、どう思うのか?という議論は全くもっておざなりにされているわけです。

大切なことを、業界全体が忘れてしまっているのかもしれない。

 

2018年4月の今、新卒(大学卒・大学院卒)の有効求人倍率は約2倍(1.9倍)、転職者は約2.5倍(2.49倍)に上ります。

個人側からすると究極の売り手市場の中で、こぞって「今は、売り手市場ですからね」と、企業や個人に対して上からものを申していると、痛い目を見るのは自分たちです。

 

いつから、こんなに偉そうになったのでしょうか?

 

人材のマッチングという市場を築いたのは、数十年前のリクルートです。

日本を代表する事業会社の雄、リクルート。

今の人材業界の一時代を築いた人たちは、もういません。

 

彼らは、今、日本がこんな風になっていることを、嬉しく思うのでしょうか?

 

人材業界にいて、その生業をする者は、覚悟を持ってほしい。

 

 

<追伸>

就活の側面から、人材業界の今を書いたこともありました。

人材業界へ就職したいというあなたへ。業界の主な企業についての所感 - 大人の少年で、僕はありたい。

 

人材業界へ就職したいというあなたへ。Part2 業界の主な業務について。 - 大人の少年で、僕はありたい。