大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

コンサルの受注は、日頃何を考えているのかで決まる。を実感した話。

最近、商談にて、2時間級の雑談が立て続けにあります。ゆってぃです。

 

以前、訪問した製造業の企業で、専務とお会いしました。何度かお邪魔させてもらっていて。

お喋りすること、3時間。

9割以上は、本業のビジネスとは全く関係のない話。

 

僕自身が日頃どういう企業に行って、どんな話をしていて、みたいな。

こういうコンサルやってます。的な話も、もちろん企業名や詳細は話せないですが、大枠のストーリーとして話をすると、非常に興味を持ってもらえます。

 

お客さんに、こういうことを教えてもらった。

最近、こんなことを学んで、考えたことがあって。

というような話は、僕らにとっては日常であったとしても、多くの人にとっては非日常で、わりと面白い話だということに、最近気づきました。笑

 

やっぱり、僕という人間が「どんな人間性なのか?」を知ってもらうということは、重要なんですね。

同時に、お客さんがどういう人なのか?

むしろ「クライアント」という縛りがなかったとして、人としてどういう方なのか。

 

その企業では、訪問時にトクホのお茶が出てきます。

そこから、「え、最近、運動してます?」とか「やっぱり運動する時間を定期的に持つことは、思考力を確保して生産性を上げるという意味では、重要ですよね」という話をする。

一見すると関係ないようですが、「それって、経営者の仕事だと思うんですね」みたいな。

関係性にもよりますが、一定近くなった後にそういう話をすると、非常に喜んでもらえたりします。

 

あとは、例えば、最近こんな本を読んで、とか。

オススメの本を聞くこともあるし、聞かれることもあります。

その方に、前回の商談で教えていただいたのが、この本。

営業力 100本ノック (日経文庫)

営業力 100本ノック (日経文庫)

 

非常に面白かったです。

ハウツーではなく、「あり方」についてどう考えるか?ということが書かれています。

 

***

 

今日、本当についさっき、またまたその企業へ訪問してきました。

午前中、2時間をかけての提案で、受注が決まりました。

 

そのプロジェクトというのは、前回のお喋りの時に(本当に雑談しかしていないにも関わらず)僕がぽろっと話したテーマが非常に興味を持ってもらい、今回は改めてそれについて提案。

お喋りも雑談も受注に繋がるんだなあということを、実感しました。

 

商談が終わったあとの帰り際に、前回オススメされた上の本を読み、

「この本、すごく面白かったです!」

とお伝えしたところ、喜んでくださって。

こちらこそ、ありがとうございます。

 

またまた、追加で最近読んでいるというオススメの本を紹介いただきました。

企業戦略を考える (日経文庫)

企業戦略を考える (日経文庫)

 

紹介していただいたその場で、アマゾンで購入。

経営者って、こういう本を読んで勉強しているんだなあということを、学ばせてもらっています。いい立場ですよね。

 

書籍について話ができるようになると、やっぱり大きいです。

経営者とサラリーマンが決定的に違うのは、やっぱりどれだけ本気で勉強しているのか?というところではないでしょうか。

優秀なコンサルというのも、めちゃくちゃ勉強しています。

 

時間がないとかかっこ悪いことを言わずに、勉強しよう。