大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

人材業界へ就職したいというあなたへ。業界の主な企業についての所感

就活において、人材業界を受けたい!という人が多いんですね。毎年毎年、多くなっているような感覚がします。僕が立っているところがそうなのかもしれないですが。

ということで、人材業界って、主にどんな仕事をしていますか?ということを書いてみようかと。

 

一般的にHR業界(人材業界)と呼ばれる市場は、大きく分けて3つ。

すごくざっくり書いています。人材業界に就職した人の大半が関わるであろう仕事を挙げると

①人材紹介

②媒体事業

③派遣・BPO領域 

の3つがあります。

主な事業内容を書こうと思うのですが、その前に、そもそもHR業界にはどんな企業がありますか?というのを、あくまでも個人的な視点で書いてみます。

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HR業界の主な企業

いま、HR業界がどんな企業で占められているのかを書くとすると

 

まずは、なんといってもこの会社。事業会社の雄、リクルート。いまの「人材業界」という市場を創り出したのが彼らです。

リクルート全体で行くと、もはやHRではなく、事業会社というかIT企業的なものですが、やっぱり就活生には人気があります。

HR事業をやっているのは、キャリアとジョブズ の2カンパニーで、他はそれぞれです。

 

通称「R(アール)」と呼ばれる彼らは、退社した人を「卒業生」と呼び「元リク」という言葉があるように、企業DNAをすごく浸透させている企業です。

 

僕から見える景色で行くと、これだけ人の出入りがあるにも関わらず、HD全体として前に進んでいること。

向かっている先に描く壮大なビジョンと、実現可能性における構想力がすごく、かつ、それを実行できるエグゼキューション能力が高い会社というところがすごい。

特に全体の構想力、設計力とかは、これはもう、めちゃくちゃすごいです。一昔前には「営業力」にフォーカスが当たっていたような気もしますが、今の時代はそうではないと僕は思っています。

 

上場を機に、各カンパニーで採用を行なっていましたが、2019年の新卒採用からHDでの一括採用に切り替えています。

採用を、ひとつに。|リクルート2019年度新卒Web採用サイト

ので、就活生としては「どこかしらの」カンパニーに受かる確率は、広がったと思います。

 

一方で注意点としては、完全にルート別採用をしているということ。

要は、優秀層は優秀層として、部隊は部隊として完全に切り分けて採用しているので、自分自身のレベル感的にどうか?というところは、メタ認知が必要です。

また、「人材がやりたい!」くらいの温度感では、入ったとしても厳しそうかなと。

 

HR業界最大手のパーソル

リクルートから派生したインテリジェンスと、アジアトップ領域の派遣事業を展開するテンプスタッフを中心に、いまのHR業界の中での存在感といえば、パーソルホールディングスですね。駅広告とかで「はたらいて、笑おう」のスローガンの企業。

転職のDODAとかを扱っている旧インテリジェンスが、いまはパーソルキャリアになっています。派遣のテンプとかも同列。

 

彼らは、やっぱり面積を取る事業展開、それを支える部隊の実行フェーズでのエグゼキューション能力はすごい。組織として、非常に強さを持っていると思っています。

 

特にパーソルとしてブランドを統一したゆえ、派遣との掛け算だとか、コンサルを中心とした人材の掛け算だとか、いろんなバリューの出し方が増えているという印象です。

新ブランドは2017年の夏からスタートなので、より浸透を図って行く今後になるかと。

 

ボリュームゾーンの就活生にも依然としてブランドがありますが、注意点としては、入社後に部隊に配属になる確率が高いということ。要は、人材紹介における法人営業、もしくは媒体営業ですね。

これはリクルート系列もそうなのですが、「人材をやりたい!」というものだけで入ると、ギャップがあるかと思うので、しっかりとリアルな仕事をわかった上で入ることは重要だと思っています。

 

公共事業に強いパソナグループ

派遣事業を中心に、公共事業に特徴のあるパソナグループ

こちらも各カンパニーに別れていますね。

 

新卒採用領域で行くと、まずは各カンパニー共通の選考を受けて、ある一定進んだ段階で、適性を考慮して、カンパニーごとの選考に乗るという方法です。

社風はイメージ的にはわりと柔らかい感じ。女性比率高め。

大手町本社は、ビルの中に植物園があります。いい感じ。見てみてください。受付は美人が多いです。笑

 

元々は派遣事業がメインでしたが、今はやっぱり公共は強いイメージです。

何かしら公共事業に関わりたい、その中で人材領域にも関わりたい、という学生は多いイメージ。

 

モチベーションエンジニアリングをベースにした、リンクアンドモチベーション

インテ同様に、リクルートから派生して大きくなった通称リンモチ。

こちらも、各カンパニーに別れて、多角的に事業を展開しています。

 

面白いのは、一貫して「モチベーションエンジニアリング」という考え方がベースにあること。

「人や組織を科学する」的な視点で、他のHR企業とは違う価値発揮をしています。

 

各カンパニーの中でも、リンクアイは少数精鋭で、優秀です。

スクールやサービス業なども経営として持ち展開をしていますが、場所によって全然人が違うというのが印象です。

 

新卒採用は確か、選考の初期段階で、進めるカンパニーが絞られるという方式。独特。

社風的にはオーナー企業体質なので、そこらへんは合う合わないがありそうですが、こちらもHRを受ける学生には人気がありますね。

 

媒体に特徴ありのJAC、マイナビ、エン

僕の周りでは少ないですが、上記3企業は、媒体特化型。

(人材紹介機能も持っていますし、いろいろ展開していますが、媒体が強い企業ということ)

 

マイナビは、

新卒媒体=リクナビ or マイナビ

という位置付けをキープしているのがすごい。最近でいうと営業がイケイケらしいです。

 

特に転職市場は、候補者(転職者)への認知が重要なため、toCで莫大な広告戦略を取っています。駅で見たことありますよね?

最近のトピックで個人的に好きなのは、マイナビ転職の広告で、宮崎あおいさんが起用されたこと。(マイナーな注目ですみません)

総合転職情報サイト『マイナビ転職』宮﨑あおいさんを新たに起用!1月22日(月)より、新TVCMを全国で放送開始|株式会社マイナビのプレスリリース

転職市場でボリュームゾーンである30歳前後の人を対象に、それより上の世代にも交換があり、若い世代からも受け入れられる宮崎あおいさんの起用は、どハマりだと思っています!(個人的に好きなだけw)

 

 

あとは、駅広告は「エン転職」とかも非常に多い。

人材業界って、認知度がすごい大事なので、各社のCMとかは結構いいですよね。好きですよ。

 

JACは、中途で転職する方が登録するベスト3です。

DODA、リクナビネクスト、JAC。(と、言われているらしい)

特に僕がいる部署は、ほとんどが中途なので、上の3つのどれかを使って入ってきた人も割と多いです。

 

新卒就活でいくと、今までと同じ話ですが、入った後に自分がどんな仕事をするのか?ということを、しっかりと考えたほうがいいかと思っています。

 

ビジネスモデルで、HR市場をガラッと変えたビズリーチ

もはや、いまあるHR業界の企業のほとんどが、ビズリーチと提携しているはずです。

人材業界にあった「企業側からお金をもらい」「候補者(転職者)からはお金を取らない」というビジネスモデルを一新した、革新的な企業。面白いです。

 

彼らは、「より高い市場で自分自身を売りたい!」と考える、比較的優秀な転職者候補者を対象にしています。

候補者たちはビズリーチの媒体へ登録をするためにお金を払っており、そしてその媒体のDBは、各企業へ(しかも、強豪であるはずの他人材会社へ!)公開されています。

例えば、ヘッドハンティング会社のほとんどは、ビズリーチのDBから候補者を釣ってきます。これがどれほど業界的にインパクトがあることか。

 

ビジネスモデルでいくと、上に書いた「エン」とかも、同じ。

彼らのキャッシュポイントのリソース(=候補者の DBの質)は、「カイシャの評判」という媒体運用で、他と差別化を図っています。これは強い。

カイシャの評判

 

CMだけで認知の差別化を図るのではなく、転職先の企業の内部を知りたいがために登録をする媒体を作り、そこからの動線で転職支援をするというものです。ここが強み。消費者のニーズをよく捉えています。

 

ど真ん中の人材領域以外で、マーケットニーズを捉えたネオキャリア

いま、人材業界の中で割と新卒採用への規模的なインパクトを与えているのが、ネオキャリア。

元々は人材紹介や媒体といった、通常の人材事業を展開していたのですが、やっぱり大手があって厳しい。

という流れで、例えば医療領域や海外を中心に、既存に挑むではなく、マーケットニーズがありそうな領域へシフトし、人材事業を展開しています。急拡大中です。

おそらくですが、もうすぐ上場しそうですね。

 

こちらも僕から見える景色でいうと、急拡大に合わせてめちゃくちゃたくさん採用しているので、新卒で受けると一定いいところまではいくはずです。

一方で、自分自身でいろんなものを回していくことができる人じゃないと、入った後にしんどそう。

というのも、明らかに年代が下の人の割合が多く、組織的な統一が微妙そう、という印象があるから。

自分でなんでもやりたい、めちゃくちゃストレッチしたい!という人は、チャレンジするのも面白いかもしれません。

 

***

 

ざっと、思いつく企業を挙げてみました。

もちろん他にもたくさんの企業があるのですが、HR業界を受けようと思っている人は、上の話くらいは頭に入れておくといいのではないでしょうか。

 

冒頭に書いた、3つの事業領域における仕事内容は、また別の記事で書きたいと思います。

ありがとう。

 

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※【追記】Part2はこちら

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