【就活本まとめ】就活を始める人が読んでおきたい本【業界分析からSPI、自己分析まで!】
就活時代やその前後で、どんな本を読んだのか。
という質問をよく受けるので、まとめてみようと。
切り口としては、僕のような人を想定し、大学入学後の時間軸で切って、各フェーズごとにお勧めの本を挙げてみました。
僕のことをリアルで知っている方はわかると思いますが、僕は10代から割と多くの本を読んできたので、挙げる本はあくまでも一側面です。
ただ、僕自身が読んでみて「本当に良かった」と思うものだけを挙げたというのは本当なので、もし良かったら一度手に取ってみてください。
加えて、僕自身は”就活のために”本を読んだことは一度もないので、必ずしも直接的に就活に活きるかどうかは、正直わからないところもあります。
ですが、間違いなく今の僕を作るに際して大きな意味を持つ本だと思うので。
もう1点。
僕のブログを読んでいただけると分かると思いますが、僕は個人的に、千田琢哉氏と中谷彰宏氏の本が好きという前提があります。笑
ゆえ、彼らの本が多いと思うかもしれませんが、別に回し者でも何でもないので、特別気にしないでくださいね。
***
就職活動における各フェーズごとのお勧め本
(少しずつ、加筆修正ができればいいなと思っています)
①大学に入り、大学生活を考えるフェーズ
通称『大学本』(千田琢哉 / 中谷彰宏 著)
僕は、大学に入る前に、このお二方の「大学本」を読みました。ものすごく良かった。
別に何でもいいと思うのですが、自分自身の人生の中で、この大学時代をどう過ごすのかについて考えることは、すごく重要だと思います。
僕もいつか、こういう本を書きたい。と思って、ブログを書いています。笑
振り返ってみると、すごく影響を受けているなあ。
②キャリアのことを考え始めるフェーズ
そもそもどうやって社会に出ようか?とか、「就活しようか悩んでいる」みたいな人に、何かしら考えるきっかけになりそうな本を挙げてみました。
『漫画 君たちはどう生きるか』
自分の進路、生き方について考える時に。割と最近の本ですが、良かった。
他にも、小難しい本はたくさんありますが、それらはまた別の機会に。
『金持ち父さん貧乏父さん』(ロバートキヨサキ著)
- 作者: ロバートキヨサキ,シャロン・レクター(公認会計士),白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/11/09
- メディア: 単行本
- 購入: 71人 クリック: 1,223回
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生き方に紐づく、稼ぎ方というか、お金についての本。
社会に出て行く。自分で行きて行く。ということを考えるに際し、「お金」について学ぶことはすごく重要。日本では、なかなか学ぶことが難しい。
就活に直接的に紐づくものではないですが、大学時代に読んでいて欲しいと思ったので。
『 『20代』でやっておきたいこと』(川北義則著)
僕の好きな三笠書房出版の本。間違いなく、大学時代に読んでおいて欲しい。20代向けの本の中では、この本の右に出るものはないと思う。
10代の頃に、この本に出会えて本当に良かった。
③就活について知るフェーズ
「就活をしようと思うけれど、何から始めたら良いか分からない」というような人に、ざっと就活の概要が分かるような本を挙げてみました。
他にも、そこらへんの書店に行けば、いくらでも「内定!ノウハウ」みたいな本が売っていると思うのですが、あんまり効果的ではないという僕の感想もあり、ちょっと別の角度からどうぞ。
就活のイロハを知りたい人向け
『1冊目の就活本―自分らしい生き方を実現する』(近藤悦康著)
Legaseed(レガシード)の代表、近藤悦康さんが書いた本。とてもよくまとめられていると思う。普通にお勧め。
『面接の達人』(中谷彰宏著)
言わずと知れた「メンタツ」です。毎年、改訂版が出ていますが、ベースは以前から変わらず。就活のバイブル本として、多くの人に読まれています。
バイブル版と、問題集版に別れています。個人的には、すごく好き。特にバイブル版は、単純に読み物として見るといいと思うです。
僕が初めてメンタツを読んだのは高校生の時で、衝撃を受けました。そこから、大学に入るまで、就活本を読み漁ったのは内緒。
④自己分析について考えるフェーズ
就活について少し勉強してくると、誰もがぶつかるであろう「自己分析」の壁。
僕なりの答えを言ってしまうと、自己分析用の本というのはなくて、あくまでも実戦で試行錯誤するしかないと思っています。
何度も僕のブログに書いていますが、一番いいのはノートを買ってきて、あらゆることを書き重ねていくこと。加えて、きちんとした大人にぶつけてみること。
その一つのきっかけとして、いろんな本を読んで見るというのはいいと思います。
⑤自分軸を考える
こちらも、④の自己分析のところとほとんど同じです。ぶっちゃけ、色々やって見るしかないと思っていて。
要素としては、ご存知の方もいると思いますが、例えば「ストレングスファインダー」とかは割と有効。
やってみて「へー」ではなく、きちんとアウトプットをし、フィードバックをもらい、重ねて深めていくことだと思います。
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版』
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
- 作者: トム・ラス,古屋博子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/04/13
- メディア: 単行本
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⑥企業分析、業界分析について考えるフェーズ
僕は正直、就活においてはそれほど企業分析や業界分析というものは必要ないと思っています。(あればいいね、くらい)
一方で、身につけておくといいものとして、例えば「マーケット感覚」みたいなところはとても有用。
『マーケット感覚を身につけよう』(ちきりん著)
マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/02/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これは本当にお勧め。凄まじく読むべき本です。この視点で会話ができると、ほとんどの社会人は「あれ、結構微妙かも」と思えるはずです。(実体験談より。笑)
『業界地図』
まあ、有名な本なので一応載せておきますが、重ねていうと、いきなり業界地図から入るのは、やめておいた方がいいです。
一冊は持っていて損はないはず。特に上場企業を受けるなら、自分が受ける企業とその周りの情報くらいは、ざっと目を通してみてください。
(僕は持っていませんでしたが、1ミリも困りませんでした。)
☆1社をとことん掘り下げる
僕は一般論的な「業界分析」や「企業研究」などは必要ないと思いますが、その代わり、ある1社についてとことん深めることは、非常に有用だと思っています。
電通でも、マッキンゼー、リクルートでも何でもいいですが、自分がピンとくる企業を、徹底的に知り尽くす。そこから広がって見えてくるものがあるのではないでしょううか。
⑦ES、筆記試験について考えるフェーズ
うーむ。実に難しい。。
正直、ESや筆記試験にそれほど時間をかけるべきだとは思いませんが、一応、参考までに挙げておきます。
こちらは、いろいろブログにも書いているので、よかったら見てみてください。
『面接の達人 実践編』(中谷彰宏著)
面接の達人2017 面接・エントリーシート問題集 (MENTATSU)
- 作者: 中谷彰宏
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/10/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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上で書いた「面接の達人」の実践編版。問題集です。
精度はおいておき、実例がたくさん載っているので、中谷さんのアドバイスの”視点を”見てみるといいと思います。間違っても、ここに書かれていることを鵜呑みにしてはダメです。
『SPI』などの筆記試験について
こちらはすみません。僕自身がちゃんとやったことがないので、何とも言えませんが、まあ1冊きちんと見るくらいでいいと思います。
主要3方式<テストセンター・ペーパー・WEBテスティング>対応】これが本当のSPI3だ! 【2019年度版】
- 作者: SPIノートの会,津田秀樹
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2017/06/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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⑧面接について考えるフェーズ
面接についても、同じくたくさんの本が出ていますし、面接対策講座みたいなものも大学でたくさんあると思います。
ただ、やっぱり受かる人は受かるし、受からない人は受からない。
いろいろ試行錯誤して、自分で考えるというのが僕なりの答えです。すみません。
面接についても色々ブログで書いていますが、以下の本はよかったので、一度読んで見るのはありだと思います。
『採用基準』(伊賀泰代著)
- 作者: 伊賀泰代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/11/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 24人 クリック: 392回
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すごくいい本。以下の「生産性」もお勧め。要は「答え」ではなく「考え方」を学んで、自分の頭で考える。
(『生産性』(伊賀泰代著))
『就活本』(千田琢哉著)
これは完全に僕個人が好きな本。すごくいいことを書いています。僕は大学時代も、そして就活も、千田本がお守りでした。
⑨内定後にお勧めの本
最後に補足ですが、内定後、どんな本がお勧めですか?とまで割とよく聞かれるので、一応書いておきます。
本当は書ききれないほどにたくさんの本があるのですが、今回は割と読みやすく、そして強烈な本を挙げておきますね。
『語彙力本』(千田琢哉著)
2017年12月発売の本ですが、すごくよかった。お勧め。
『入社1年目の教科書』(岩瀬大輔著)
言わずと知れた内定課題図書の王道の本。ですが、やっぱりいいものはいいので、よかったらどうぞ。
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長くなりましたが、ざっと僕のお勧めの本を挙げてみました。
僕自身が幅広く本を読む人間なので、こと「就活」に限って言えば、直接的に活きる本は少ないかもしれません。
それでもやっぱりお勧めの本を挙げたので、1冊でも、あなたの人生のプラスになればいいなと思い、このブログを綴っています。
改めて書きますが、この記事は、あくまでも僕自身の実体験からくるお勧めだということです。
僕は大学新卒で就職活動をするという、限られた経験しかしていないということ。また、上で書いた時間軸というのも、割と限定的な側面だという前提で、この記事を書きました。
今後、僕自身は上で書いたような内容とは別の軸で生きていくことは、十二分にありえます。(というか、そうします)
それでも、僕の20数年間のタイミングでこの内容を書いておくことは大切だと思ったので、書いています。その辺りはわかった上で、このブログを読んでいただけたら嬉しいです。
せっかくこれだけ書いたので、今後も何かしら加筆修正を繰り返しながら、より良いものにできればと思っています。
その際には、追記分の記載とともに、新しく読んでよかった本なども載せることができればなと。
いつも、ブログを読んでくださって、ありがとう。