大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

はじまりはいつも雨

その日は雨でした。

ふと浮かんできたのが、この曲で。

ASKA - はじまりはいつも雨 - YouTube

 

君に逢う日は 不思議なくらい 雨が多くて

水のトンネル くぐるみたいで しあわせになる

という歌詞で始まるこの曲は、知っている方も多いと思います。1番は次のように続く。

君を愛するたびに 愛じゃ足りない気がしてた

君を連れ出すたびに 雨が包んだ

 

君の名前は 優しさくらい よくあるけれど

呼べば素敵な とても素敵な 名前と気づいた

僕は上手に君を 愛してるかい 愛せてるかい

誰よりも 誰よりも

今夜君のこと誘うから 空を見てた

はじまりはいつも雨 星をよけて

なんと素敵な歌なんだろうと思うんです。綺麗な言葉。

続く2番が僕はすごく痛いくらいに好きで。

君の景色を語れるくらい 抱きしめあって

愛の部品も そろわないのに ひとつになった

君は本当に僕を 愛してるかい 愛せてるかい

誰よりも 誰よりも

わけもなく君が 消えそうな気持ちになる

失くした恋達の 足跡(あと)をつけて

書いていて、泣きそうになりますよね。

君の景色を語れるくらい 抱きしめあって

愛の部品も そろわないのに ひとつになった

あまりにも繊細すぎる。ASKAさんというアーティストは、どうしてこんなにも素敵な歌詞が書けるのだろう。

 

はじまりは雨

あの日あの時に見た景色とか、匂いとか、雨が降っていたこと。

そういったことたちが、泣きそうなくらいに一斉に紐づいているんです。

その時間というのは、絶対に忘れない。

壊れるくらい愛おしい時間を、一生心に刻んで生きていける。

僕はそう、思います。

ますます雨が好きになりました。

ありがとう。