入社課題『入社1年目の教科書』(岩瀬大輔著)を読んでのレポート
今日は特に寒いですね。ということで僕は1日中家にいました。
今日は一段と冷え込むからお家でお留守番。
— Yuttie (@zoktotuya) 2017年2月9日
午前中は少しゆっくりして、お昼頃から内定先の課題レポートに取り組んで、夕方ごろまで一気に集中して書き切りました。
本当は課題も書いた内容もここに書きたいんだけれど、それは多分コンプラ的に微妙なので、やめます。
内定者課題の一つに、課題図書を読んでの感想を書くというものがありました。
結構いろんな企業で行われているような気がするのですが、どうだろう。
課題図書はもちろん『入社1年目の教科書』(岩瀬大輔著)です。いい本。
いい本なんだけれど、そしてこの本は12月の内定式の時に一人一冊ずつ配布されたのですが、ぶっちゃけみんな読んだことあるでしょと思います。僕ですらこの本を最初に読んだのは大学に入る前だったので。それくらい有名な本。
(今さらこの本を読んでくださいと言われてもなあ、と思ったのは事実・・)
大学時代に何度読み返したかわからないし、読むたびに見えかたが変わるという点においても、ロングセラーらしい良書ですよね。
今回も改めて読み返してみて、やっぱりいい本だなと思いました。
岩瀬さんの著書はほとんど読んでいると思いますが、彼は地に足がついた着実な文章を書く方です。
読みやすいし、奇抜さもないし、課題図書にするにはもってこいだと思います。実際に僕の知り合いでも、入社前課題がこの本を読むことだった、という人は結構います。
ロングセラーである本書と、兄弟本の『入社10年目の羅針盤』は、大学生の必須図書だと思う。
と言っても、ビジネス書を読む人はみんな読んでいるだろうけれど。
熱意とロジックと人間味
岩瀬大輔さんの著書の中で、少しマニアックだけれど個人的に好きな本は『132億円集めたビジネスプラン』という本です。
これはめちゃくちゃいい本。
何がいいって、岩瀬さんはライフネット生命の創業者であり副社長(現在は社長です)だったのですが、ライフネット生命の設立に際するエピソードがすべて書かれています。
ビジネスモデルもそうだし、出口社長(現会長)と投資家の谷家衛さんとの出会いの話から、投資家とのやり取りや事業立案における考え方など、こんなのたった1000円ちょっとで公開していいの?というくらい、ふんだんに盛り込まれた内容になっています。
僕はブログで何度か、岩瀬大輔さんの大ファンですと書いてきたと思いますが、10代で彼に出会って(本を通して知ったということ)ものすごい影響を受けました。
ハーバードの留学のブログも読んでいたし、昔の僕は失礼にも、すごい優秀な方なんだろうな、というくらいにしか知らなかったけれど、気づけばライフネット生命を起業していて。笑
GLOBISのG1サミットにおいても、初回からみてましたよ!(と、言いたいだけ)
あれから10年くらい経つのだろうか。いつかお会いしたいなあ。
岩瀬さんから学んだことを一言で言うと、優秀な人というのは「熱意とロジックと人間味」を持った人だということです。
めちゃくちゃ頭が切れる方だと思いますが、そのロジックと同時に熱意を持った上で、さらに人間味を持つことの大事さを幾度となく説いているわけです。
結局、一緒に仕事をしたいと思われる人間性を磨くことなんだと。あの岩瀬さんが繰り返しそう言っているわけです。
翻って。
僕自身、今年がその「入社1年目」なんです。
仕事の基本は最初の3年がキモであるとはよくいうけれど、正直1年目で勝負ありなんだと思っていて。
そのくらいの覚悟を持って仕事をしないとダメだと僕は思うんです。その上で、岩瀬さんがおっしゃっている「人間性」を磨いていくこと。
あくまでも、仕事で突き抜けるが最初です。人間性は仕事で磨くし、後からついて来る。
最初から「人間性のある人に」とは、僕は口が裂けても言えません。
淡々と、でも熱意を持って結果にこだわってありたいですね。