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大人の少年で、僕はありたい。

大学で学問やっています。4年生。主に物理学。趣味は読書と、手紙を書くこと。好きなものは、雨の日とカフェオレ。人材業界に就職する新卒です。

『マッキンゼーをつくった男 マービン・バウワー』を読んで 〜史上最強のコンサルティングファームの物語〜

読書・映画

マービン・バウワーという人の名前を聞いたことがある人は、そう多くはないかもしれません。

では、マッキンゼーという言葉は?

 

マッキンゼー・アンド・カンパニー

このコンサルティングファームの名前は、聞いたことがある方も多いことでしょう。

 

マービン・バウワーは、そのマッキンゼーを作った男として「経営コンサルティングの父」と呼ばれている人。

その男の物語を綴った本を読んだ感想を。

マッキンゼーをつくった男 マービン・バウワー

マッキンゼーをつくった男 マービン・バウワー

 

 

史上最強のコンサルティングファーム

「マッキンゼー・アンド・カンパニー」という会社を日本に広めたのは、かの有名な大前研一さんです。初代の東京支社長(日本支社のトップ)を長年に渡って担っていました。

そもそも日本における「経営コンサルティング」という職業の礎を築いたのが、大前さんなわけで。(後は堀紘一さんとか)

僕がどれだけ大前研一さんの著書に影響を受けたのかを書くときりがないので、それはまた別の機会に譲るとして。

 

マッキンゼーは、世界中で経営コンサルティングのプロフェッショナルとして、長年にわたってトップに君臨してきました。

いまももちろん、その名前は知る人ぞ知る、みたいなところがありますが。

上で紹介した『マッキンゼーをつくった男 マービン・バウワー』という本はタイトルそのままに、その最強のコンサルティングファームを築いた男のストーリーを描いています。

彼はついに最後まで、その最強のコンサルティングファームを上場させることをしなかった。

もし彼が望めば、世界屈指の大金持ちになることができたにもかかわらず、「コンサルティングファームはクライアント第一でなければならない」という圧倒的な顧客志向のもと、あっさりとその機会を捨てたわけです。

そこにこの人のすごさがあるんだと。つまりは、それがこのファームのすごさなんだろうなと。

 

有名な人材輩出企業

マッキンゼーは、多方面にわたって活躍する人たちを輩出していることでも有名です。

ここで僕が書くのもおこがましい気がしますが、有名な方でいくと例えばうえの大前研一さん。DeNAを作った南場智子さん。勝間和代さん。僕が以前に本の紹介を書いた伊賀泰代さん。

あるいは茂木敏充さん(大前研一さんの懐刀だったらしく、安倍政権時代をはじめ多くの大臣を歴任)とか。(ちなみに僕は一度、茂木さんの講演会に参加させてもらったことが。。)

 

伊賀泰代さんの本の感想も

yuto.hatenadiary.jp

yuto.hatenadiary.jp

上の2つの本はすごくよかった!

 

大前研一さんという巨匠

マッキンゼーという名前は、少し前まではものすごい盛んだった「ハイキャリアブーム」とも言える流れにのって、多くの人が知っている名前なんですね。

とくにこの10年弱くらいでしょうか。出版業界もネットもこぞってそんなハイキャリア(ビジネスエリートということ)の名前を露出していて、まあタイトルにそういう名前をつければ本が売れるという時代もあった気もします。

まあその流れというか流行りみたいなものは置いといて。

 

思い返すとやっぱり僕は大前研一さんの著書にものすごく影響を受けている。

彼の書いている本は、大学時代にほとんど読んだんじゃないだろうか。

何と言ってもこの「企業参謀」という本は、もうどの視点で書いているんだという。彼がマッキンゼーの前、日立時代に原子力のエンジニアだったときに書かれたものです。

サラリーマンがこの本を書いたというのは、今年社会人になる僕にとってはもう恐れ多い気持ちしかないわけで。

企業参謀―戦略的思考とはなにか

企業参謀―戦略的思考とはなにか

 

 

初版はこっちかな。

企業参謀 (講談社文庫)

企業参謀 (講談社文庫)

 

僕は両方持っています。

 

日本の「経営コンサルティング」の礎を築いた氏の頭脳というか叡智を享受できるというのは、もう僕らにとってはすごく恵まれていると思うんです。

 

***

 

とまあ、話が少し脱線しましたが、この時代に僕は大前研一さんなり、ファームは違うけれど岩瀬大輔さん(現ライフネット生命社長。BCG出身)なり、僕の好きな千田琢哉さんという人たちに学ぶことができたというのは、すごく幸運なことで。

その背骨となるのマッキンゼーという企業で、そのマッキンゼーをつくった人の物語というのは、僕はすごく刺さった。

こんな本を出版してくれて、ありがとう。と思うんです。

 

そういった世界観に多少なりとも興味のある方は、ぜひ一度手にとってみては。

ありがとう。