大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

誰かに会って「私のこと覚えてますか?」という言葉は使わない。

 

以前に一度会ったことのある人に、違う場所違う時に偶然再開することがあります。

仕事でも、趣味の界隈でも、もちろん学生ならなおさら、コミュニティが近ければ同じ人と複数回会うことはよくあること。

 

2度目以降に会った時、最初にどういう言葉を使いますか。

「お久しぶりです、〜〜さん」みたいな会話から入りますよね。

その次は?

僕は「以前どこどこでお会いしました。ゆってぃです」と言います。(もちろん名字を名乗りますw)

 

ここで二言目に、自分の名前を名乗らずに「私のこと覚えていますか?笑」と聞く人が、どれほど多いことか。

ぶっちゃけ、覚えてないです。

あるいは、自分の名前を名乗らずに「お久しぶりです、どうも」とだけ言って、会話が続いていく場合も多いのですが、こちらは相手の名前が思い出せないし、だからといって会話を途中で切って名前を尋ねるタイミングも曖昧だしで、もうどうしよう、いいやっ。となってしまう。

 

僕には最初「私のこと、覚えていますか?笑」と聞かれることが理解できなくて、「一度お会いしたことはありますよね。どなたでしたでしょうか?」と普通に聞き返して顰蹙を買ったことがわりとあったのですが、それがどうして顰蹙を買うのかは未だに理解できず。

「覚えていますか?」ではなくて、「どうも、〜〜です」と言ってくだされば、名前を覚えていたとしても「覚えてますよ!以前どこどこでお会いしましたね」と言えるし、仮に覚えていなくとも「あ、そうだ。〜〜さんだ。お元気してました?」みたいなスムーズな会話になると思うのですが、どうでしょうか。

 

***

 

特に若い世代の僕らは、これから上の世代の人たちと会う機会の方が圧倒的に多いわけです。

大学生なら、何らかの活動(インターンシップとか諸々)をしていた場合、大人に会う中でわりとお偉いさんに会う機会というのもあるのだと思いますが、そういうときに「私のこと、覚えてますか?」とやったら一発でアウトです。

相手がお偉いさんだった場合、こちらはもちろん相手のことも名前も知っている(ことが多い)わけです。

でも、向こうは僕ら学生とか若い人たちには日頃からたくさん会っている。

そんな中で、一度(や二度)会ったことがあるからといって、「覚えてますか?」とやらかしてしまうのはもう本当にまずい。

何がまずいって、そういう場合は大抵、相手に「すみません」と謝らせてしまうから。

「すみません、覚えていません」とか「ああ、名前を失念してしまって、申し訳ない」という風に言わせてしまう。

 

僕が学生時代に学んだことなのですが、偉い方に限って、場に入る時に必ず自分から名乗るんですね。

どんなに有名な人でも、こちらがその人を知っているという場合であっても、必ず名乗ります。それがマナーだからです。

 

***

 

自分の思い込みの中だけで、当たり前を当たり前と完結させてしまうのは、実はすごく怖いことなんだと。

過去の自分への戒めと、これからの自分へのメッセージも込めつつ。

ありがとう。