大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

【学歴が届かないから受けないと思える企業なら受けないほうがいい】就活において学歴って見られますか?に対する僕なりの2つの答え。

 

就活において、学歴って見られますか?

 

という質問を最近いくつかもらったので。

正直、その質問で何を聞きたいのかはあまりよく分からないのですが、僕なりに思うことを書きます。

 

僕の中では、僕なりの2つの解答を持っています。あくまでも僕なりの、ということですが。

1つは、優しい解答。

そしてもう1つは、ちょっと厳しいかもな、という解答です。

 

優しい解答の方を先に書くと、

「そんなの、当たり前でしょ」

というものが僕の答えです。

逆に聞きたい。学歴を全く見ない企業って、なくないですか?と。

 

仮に、です。

僕が、学歴は見られるよ。と答えたとすると、あなたはその企業を受けませんか?ということなんです。

まずは、あなたがどういうところに行きたいのか、ということ。そして、じゃあ仮にあなたの学歴が、その行きたい企業の大学群に届かないような学歴だったとして、客観的に見て厳しそうだから受けないという選択をしますか?

 

学歴は見られます。当たり前です。

誰かが、あなたの大学群では無理だからやめなさい。と言った程度で、やめようと思えるなら、諦められる程度の企業なら、最初から受けない方がいいのでは?と言いたい。

 

厳しいのかと言われると、そんなことはないと僕は思います。

それを踏まえて、選択をする自由が、僕らにはあるのだと思うんです。受けるか受けないかは、自分で決める。

それがきっと後悔のない就活になるのでは、と思っています。

 

 

「学歴は面接には関係ない」という正論について

 

僕なりの、もう1つの方の解答を書くと、

「面接には学歴は関係ないから、自信を持って受けてみるといいよ」

というもの。

 

一見すると、優しいことを書いているように見えます。

自分でも、そう思う。

確かに僕は以前にも、就活における学歴フィルターは関係ない、という旨の記事を書いたことはあります。

それは、正論だと思っている。

 

正論なんだけれども、じゃあ仮に僕の大学の後輩にそれを聞かれたとして、そしてその後輩がいわゆる東京の大企業を受けようとしていたとしたら、僕には口が裂けても、学歴は関係ないよ、とは言えません。

それは一見優しい言葉に見えて、すごく厳しいことを言っている。

学歴は関係ないよ。受けてみたらいい。ただ、実際に受けて落ちたのならば、それはあなたの力が足りなかったからですよ。

そういうメッセージなんだと思うんです。

 

就活で落とされ続けても、あなたを否定しているわけではない。合わなかっただけだ、と。

そんな言葉を、頻繁に耳にします。

もちろんそれは、正論なんだけれども。

就職活動というのは、リアルな話をすると、22年間の生き様が問われます。

初めて社会に客観的に”評価される”という、厳しいものであることは事実だと思っていて。

だからこそ、あなたが就活をすると決めたのならば、伝えたいメッセージがあるんです。

 

僕は、愛のないアドバイスは、すごくシビアなことだと思っています。

どうでもいい人には、正論で返します。求めている答えを返すし、僕の経験を聞かれたとしても、一般論で答える。

もちろん、誰がどんな解答をしても、責任を背負うのはその人自身です。

その選択を背負うのは、僕でもないし、その人のお母さんでも、周りの人でもない。その人のものであって、それ以外の誰のものでもない。

だからこそ、もし仮に僕が、自分を慕ってくれる後輩や、僕の、僕なんかの就活の話でいいから聞かせて欲しいと言ってくれる人がいるなら、精一杯愛のある答えを返したいなと。少なくとも僕は、そう思っているんです。

 

抽象的な話をしているようと思う人もいるはずですが、僕なりの考えを書くと、上のようになります。

僕は、それが本質に近しいものだと思っている。

 

いろいろと偉そうに書いて、ごめんなさい。僕が思っていることを、正直に書きました。

ひとつ確かに言えることは、就職活動においては、正解はないということ。

模範解答はない。自分でつくるんです。

それが社会の扉を叩くことだと、僕は思っています。

 

ここまで読んでくれて、ありがとう。

 

 

<追伸>

じゃあ、どこの企業を受けても受からない人はどうすればいいのか?と聞かれそうですが、それに対する自分なりの解答を作るのが就職活動であり、人生なんじゃないかと思っています。

 

<追伸の追伸>

 前に書いた記事からいくつか。

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