読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

大人の少年で、僕はありたい。

大学で学問やっています。4年生。主に物理学。趣味は読書と、手紙を書くこと。好きなものは、雨の日とカフェオレ。人材業界に就職する新卒です。

書くことは、回り道をすること。 〜「たとえば」を積み重ねた先にある景色〜

日記 書くこと・ブログ

 

ブログを書く楽しみのひとつに、回り道があります。

僕は物理学科の学生ですが、いままで学んで来た物理も数学も、その全部が最短ルートを求めるものでした。

特に大学受験の数学なんかはそう。いかに贅肉を削ぎ落とした証明ができるか。その最短ルートが美しいとされてきました。

一方で僕は、物理にしても数学にしても、その最短ルートを探す”道のり”のほうが楽しい、と思えてしまうんです。

答えにたどり着く一本道は美しいですが、その美しさ以上に、たくさんの回り道をした経験の方が、僕にとっては楽しい時間なんです。

 

文章というのはまるでそうで、あらすじもなく、順番もなく、時にはゴールもわからず、ぼんやりと進む先を考えながら、歩き出す。

たくさんの回り道の中で、いろんな出会いがあって、様々な景色がある。

その過程が、その旅の最大の楽しみなんじゃないかと思っています。

 

僕にとっての書くことのひとつは、「たとえば」を積み重ねていくことでもあります。

言いたいことは要するになんだ、と聞かれれば、それは一行のコピーになるんです。

「このコーヒーは美味しい」をいろんな角度から光を当てて、何十本も、それこそ100本もコピーを書いて、その中から最も届けたい人に届く言葉にするのが、コピーライターの仕事です。

一方で、文章となると、ちょっと違ってくる。

「このコーヒーは美味しい」という、伝えたい一つの事柄があった時に、それを「たとえば」を積み重ねて膨らまして行く作業。いうなれば、できるだけ回り道をする作業が、文章を書くことなんだと思っています。

そして読む人にとっては、その回り道の旅路で出会う人とか、観る景色が面白ければ面白いほど、もっと読みたくなる。先に読みたくなる。そんな文章なのだと僕は思っています。

 

書いている人にとっても、その道のりが面白い。

たくさんの回り道をしていく中で、もっともっと書きたいことが出て来たりして、だから僕はブログを書いているんです。

 

「このコーヒーは美味しい」を伝えようとするときに、例えば僕はいま、自分の部屋の中で、机に向かいながらパソコンをパチパチとしているのですが、「よし、ブログを書こう」と思った時にまず僕は、コーヒーメーカーでコーヒーをいれる。

それが特に朝ならば、カーテンを開けて、広い窓から朝日が差し込んでくる中で、ゆったりとした時間と音楽が流れる中で淹れるコーヒーなんです。MacBookを開き、ブログを立ち上げて、コーヒーを飲みながら自分の中から出てくる自然な言葉を書いていく。

 

とか、そんな風に「たとえば」を重ねていって、いろんな方向にどんどんと進んで行くのが、ブログを書いていて楽しいところ。

それが魅力なんだなと。

その過程で、気づくこと、自分の思考を整理すること、感情を出すこと。といったことを重ねていって、振り返ってみると遠いところに来ている。

 

僕がブログを通して書き残したいと思っている就職活動についても、同じこと。

「就職活動」というカテゴリーがあるのは、読んでくれている人がその中から何かひとつでも気づきがあればいいな、という想いからです。

そこにあるのも、伝えたいことは一行の言葉だったり、考え方のエッセンスだったりするのですが、それを僕自身の経験を踏まえて「たとえば、僕の経験からすると、、」という話を積み重ねている。

そこにあるのはリアルなものだし、それが説得力になるのだと思っているからです。

 

これからも、いろんな景色をみたいですね。

いつも、読んで下さって、ありがとう。