大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

星の消えた夜に〜思い出よりも確かなもの〜

 

多分 君は少し強がりで いつも笑顔作ってばかり

泣きたいなら 無理しなくてもいい すぐ泣けばいい

 

多分 君はとても優しくて 一人で抱え込むばかり

少し歩くのに疲れたら 荷物をおろせばいい

 

大丈夫だよ 大丈夫だから 大丈夫だよ 大丈夫だから

 

ほら 夜が更けるよ ほら夜が更ける

 

星の消えた夜に 何を願うの?

遠くを見ている目には 何が映るの?

星が消えた空より隣を見てよ 気付いて

思い出? それより確かなものがある

多分 そうなんだ

 『星の消えた夜に』という曲の歌詞が、あまりに素敵で、そして切なすぎて、書かずにはいられなかったので。抜粋しました。上は1番。

なんで、なんでこれほどまでに、まっすぐで、全身全霊で大切な人を想う言葉を、痛いほどの切なさとともに、歌にできるんだろう。

僕はこの歌は、これ以上ないラブレターなんだと思っています。そしてそのラブレターが、僕がいま目にしているもの、大切にしているものにあまりにも共鳴しすぎて、心に響くんです。痛いほどに。

 

大事な人がいて、そしてその人はきっと、すごく頑張っている人。強がりで、いつも独りで何かと闘っていて、でもそれは周りの人には見せず、笑顔を作ってばかりいる。

人には「いいな、あんな風に泣けて」なんて言ったりするくせに、自分は泣くことすら忘れてしまっているのかもしれない。泣きたいなら、泣けばいいのに。

ちょっと前に、ある人が大切な人に向けて言った言葉が、胸に残っています。

「いくらでも、泣いていいと教えてあげたい」と。「寂しいでしょうに、一番苦しいのは、泣けないあの人でしょうに」と。そんなふうに言っていた言葉に触れて僕は、どれほど深い愛情なんだと心が震えて、号泣した記憶が鮮明に蘇ってくるんですね。

 

星が消えた空より隣を見てよ 気づいて

思い出? それより確かなものがある

 思い出よりも確かなものがある。隣を見て欲しい。

それはきっと、深くて寂しい愛の言葉なんですね。ああ、言葉って素敵だなぁ。どうやったら、こんな言葉を紡ぐことができるんだろう。書いてるだけで泣きそう。

 

そうやって書き綴られた言葉は、次のように続きます。

多分 君はとても繊細で ほんとは全部知りたいけど

話したくないことだったら 話さなくてもいい

 

ただ私は傍に寄り添って 神様にはかなわなくても

何ができるかもわからない でも何かしたいな

 

大丈夫だよ 大丈夫だから 大丈夫だよ 私も不安だよ

 

星の消えた夜に 何を祈るの?

遠くへ伸ばす手には 何を望むの?

星が消えた空より隣を見てよ 気付いて 

神様? それより確かなことがある

多分 そうなんだ

 

ほら 夜が更けるよ ほら夜が更ける

 

星の消えた夜に 君を照らすよ

声をなくした夜も 歌を歌うよ

夢が覚めた夜でも 隣にいるよ 気付いて

気付いて 何より確かなことがある

これが 愛なんだ

 

ほら 夜が更けるよ ほら夜が明ける

 と。そんなふうに、歌は続いています。

気付いて。何より確かなことがある。これが、愛なんだ。

大切な人に、気づいて欲しいと願う、切なさが込められたラブレターですね。

 

僕が歌い手であるAimerさんに出会ったのは、確か大学1年くらいのときでしたが、初めて聴いた曲は『寂しくて眠れない夜は』という曲。1度聴いて、もうね、ぞっこんですよ。一目惚れ。

あれからずっと、いろんな曲を聴き続けていて、今年になってより売れてきたこと、周りで知っている人が増えてきたことが嬉しくて、つい。

寂しさと切なさが溢れている歌詞ですが、本当に、どんな人生を歩めばこんな言葉が書けるのだろうか。感性が尖りすぎてて、生きづらかっただろうな。。

そしてきっと、すごく寂しかったんだろうな。孤独で、切なくて、でも愛が溢れていて。僕もそんな生き方がしたいです。うん。

ありがとう。

 

<追伸>

YouTubeの『星の消えた夜に』です。(音出ます!)

www.youtube.com

よかったら、ぜひ見てみてくださいね。

はあ。本当に素敵ですね。うん。