大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

【就活体験記】(おそらく)適性試験で落とされた事件。

僕が某大手人材企業を受けたときの話。

僕は各業界、とくにHR業界は上から順番に受けていたので、よく分からないけれどとりあえず受けてみよう。くらいの感覚で受けた企業。

立地もかなりよく、そしてものすごくオシャレなオフィスだったことが印象的。(それに関して色々と書きたいけれど、オフィスの外観とかを書くと一発でバレるので割愛w)

 

yuto.hatenadiary.jp

 (僕のブログの中で一番読まれている、役員に怒られた選考のはなし。)

 

そのすごくオシャレなオフィスに入ると、受付の方も中の社員も、すごく美人ばかりでびっくりした記憶があります。なんだここ、美人が集まる会社なのか。と思いました。

最初に参加した説明会で、前で話していた人事の方(男性。30歳くらいでしょうか)は、ものすごくかっこいい。笑

美人事ならぬ、イケメン人事。かなり爽やかです。ああやっぱり人事って、学生とファーストコンタクトを取る時、ぶっちゃけ見た目(も!)すごく大切なんだなぁと改めて思わされました。はい。あとは、カッコよくスーツを着れるビジネスパーソンになりたい、と思いました。

 

確かこの企業に足を運んだのが今年の4月くらいだった記憶があります。当時の僕は、他のHR企業をまだそれほど見ていなかったときだったので、あまり比較対象を持っていたわけではなかったのですが。

説明会を聞いた感覚としては、まあホールディングスで大きな企業だし、想いを持って色々やっていていい企業だなぁと。でも、ちょっとオーナー色が強すぎて、僕には合わないかもなぁ。くらいに思っていました。

(概して一代で会社を大きくした創業者はめちゃくちゃすごいことが多いですが、企業がある程度成長した後もその創業者がバリバリ前に立っている場合は、オーナー色が強い企業になりがち。という印象です。)

 

HR業界特有の長い選考フロー 

さて、選考について。

最初は確かESがあって、そして会場で受ける型の筆記試験を受けた記憶です。これが1次選考。

ESは何を書いたかは覚えていないですが、筆記試験の科目は英数国。定かではないですが、多分全教科満点(の予定)です。自社でわざわざ筆記試験をやるのに、こんなもんでいいのかと、割と拍子抜けした印象が残っています。

 

次の2次選考は確かGD(グループディスカッション)で、いつも通り難なくパス。

そういえば僕はGDで落ちたことないな。。

 

3次選考は確か、社長の話を聞く講演会と、それを踏まえてのワークショップ?みたいなものがあった記憶です。(グループワーク的なものでしょうか)

昔から学校で校長先生の話を聞くとなると、数分で意識が飛んでいた僕にとっては、もはや社長の講演会を座って聞くというのは、苦痛でしかなかった。。

 

その次の4次が、確か集団面接。ここに来て、まだ集団をやるのか、、というくらい長い選考フローです。HR業界は概して、選考フローが長いことが多い。それだけ多角的かつ時間をかけて人を見たい、ということでしょう。

 

そのあとの選考が確か、ホールディングスに分かれて受けるから、ということで適性検査を受験するフェーズでした。そこまででふるいにかけられた学生の中で、さらに適性を見極めて、もっとも合っていると思われる企業に選考を流していく、ということです。

 

僕はそこで受けた適性検査で、衝撃に遭遇します。

 

まさかの、適性検査やり直し事件

僕が適性検査を受けた後、その結果に関して。

『今回の適性検査ではあなたの適性が判定不能だったので、もう一度、適性検査を受けにきてください』

という旨の連絡が後日メールで送られて来ました。

 

ほう。そんなことがあるのか。適性検査で、判定不能ってなんだ?と。もう意味不明ですよね。

適当に受けたならわかりますが、僕はいつだって、いたって真剣です。手を抜いた記憶はない。ちゃんと受験したはず。

それなのに、判定不能って、そんなことがあるのか。。

 

ということで、僕は後日、再びその企業の本社に行って、適性検査を受けました。

1人だけ、また後の選考で受ける学生に混ざって、受けました。笑

かなり恥ずかしいw

 

まあ、たまにはこういうこともあるだろう。前に受験した時は、僕も疲れていたんだな。今まで適性検査で結果が出ないことはなかったし、こういう経験も一度くらいしておくと、面白いじゃないか。

と思って、黙々と適性検査を受けました。2度目の僕。

 

数日後。

僕はなんと、お祈りメールをもらいました。笑

 

え。そんなことってあるの?

もしかして、僕、適性検査で落とされた!?!?

もうね。衝撃の一言ですよ。意味不明。

 

その前の集団で落とされたとは考えづらい。。

それ以前の選考では、ちゃんとパスしていた。。

となると、やっぱり僕は、適性検査で落とされたのか。笑

 

再受験に呼ばれ、しかもいたって真面目に回答をしたのに、そんなことあるんですか?という話。。

ここ最近までいろいろあって忘れていましたが、よく思い返してみると、僕の就活史上、1、2位を争う大事件ですよね。笑

 

いま、ふとその時のお祈りメールを読み返して見ました。以下、抜粋。

先日の面談、適性検査をもとに、

総合的に審議をさせて頂きました結果、

非常に残念ではございますが

貴意に添いかねることとなりました。

 

ご了承いただきますよう、

何卒宜しくお願い申し上げます。

尚、選考内容に関してはお答えしかねます。

 

末筆ながら、〜〜様の

今後のご健勝とご活躍を

心よりお祈り申し上げます。

えーー、やっぱり適性検査で落とされたのだろうか、、

未だに、謎です。はい。w

 

僕がこの選考を通して学んだこと。

やっぱり僕は、サラリーマンの適性がない。笑

というのは冗談ですが、でも、こういうこともあるんだなと。

おそらく、これをパスしていたら、僕は内定をもらっていたはずです。他のHR企業とかを見た今となって考えると、おそらく受かる。

一方で、仮にその企業に僕が行っていたとして、きっと両者ともにアンハッピーだったと思うんですね。合わないから。

それを、きちんと選考の途中で見極めて、僕を不合格にしてくれたその企業は、やっぱりいい企業なんだろうなと、思います。

今となっては、いい思い出ですし、感謝しています。

こうしてブログに綴ることができますしね。笑

 

ここまで読んでくれて、ありがとう。