大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

Sweet November(スウィート・ノベンバー)

先日、学科の友人と、夜にドライブに行った時のこと。

ふとしたことからメッセージのやり取りをした時に、僕がたまたまいつもいる大学の隣のカフェにいて、それなら久しぶりにドライブでも行きますか、となって。

夜の10時頃から、海を見に行ったり、わりと遠出をしたというのが、良い時間でした。

 

実は、その友人とは元々仲は良かったけれど、2人できちんとこれほどの話をしたことは、実はこの4年間で初めてなんじゃないかと思うほど。

大学4年間の間に、海外でいろんな経験をし、そして起業を目指し、挫折と、それでもやりたいことを信じて、自分で退路を絶って、来年の大学卒業後はその道に挑む決断をするという、すごくかっこいい生き方をしている。

 

いろんな話を聞く中で、ああ、そうやって自分でどうしても挑戦したい方の道を、決断したんだなぁって。

もちろん、怖さもすごくあるはず。周りの人はきっと、誰も賛成なんてしてくれない。

それでも、叶えたい夢があって、手を差し伸べたい人たちがいて、応援してくれるパートナーがいて、支えたいパートナーの未来があって。

 

強く信じ続けたその先に、どんな景色が待っているんだろう。

歩き続けていくんだな、その景色を見てほしいな。僕は強く、そう思いました。

 

その友人との最初の想い出を挙げるなら、それは確か大学1年生の頃のこと。

学科の中で浮きまくっていた僕がいて、そして彼女は周りの誰からも人気者だった。でも、ふと空き時間に、彼女が1人でポツンと、空き教室の机に向かって勉強か何かをしていた景色が、すごく鮮明に残っていて。

そこでふと話をしたときに、ああ、すごく生きづらい生き方をしている人なんだろうなって思ったんですね。明るいし、笑顔なんだけれど、そして同性異性問わず友人がたくさんいるように見えるんだけれども、すごく孤独な人なんだなって。

それが、僕の中ですごく印象深い記憶。

 

そしてもう1つ、忘れられない1シーンがあります。

確か大学2年の冬頃?のこと。

大学帰りの夕暮れ時に、理学部の前ですれ違い、立ったままでいろんな話をした。

当時から、これまた僕の大切な友人の1人と付き合っていた彼女の発した、愛に溢れた言葉が僕の心に激刺さりしました。

それは「彼がいるところが、私の生きる場所なんだ」という言葉。

もうね、こんな言葉を発することができる大学生がいますか、と。これだけ溢れ出てくる愛情があるということ、そんな人に大学時代に出会えたことは、それだけで奇跡のようなことだと思うんですね。

そんな言葉を言ったことは、本人は覚えていないはずですが笑

 

ちなみに、彼女が付き合っている彼は、僕が大学2年の頃から「彼は天才です。10年先、あるいは15年先かもしれないけれど、絶対に世の中に名前が出てくる人になる」と周りに言い続けていた人。笑

結構自信あります。それは今でも変わりません。

彼のすごいところは、もちろんすごく才能に溢れている人なんだけれども、何よりも誰よりも真っ直ぐなところです。真っ直ぐすぎる。

素直だし、プライドは高いけど謙虚だし、人に可愛がられるし、何よりも真っ直ぐに科学を、そしてテクノロジーを愛している。

いい意味で、ずっと少年の心を持ち続けられている人。偉大な友人です。

僕のことを認めてくれているけれど、そんなものをはるかに超えて、あなたのような友人を持てたことを、嬉しく思う。

 

彼らは来年から、東京に行きます。

もっともっと広い世界で、勝負しようとしている。

僕も、そんな彼らと同じ大学生活を送れたこと、そして今後もその縁が繋がっていくことに感謝しつつ。

僕は僕で、僕の道を淡々と行きます。行けるところまで。

 

<追伸>

そういえば、僕の寂しさにすごく共感してくれて、ありがとう。

『Sweet November』という映画は、必ず見ます。

僕の心には愛情が響くらしいです。笑