大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

人間が大きくなるために必要な2つの経験。

僕が10代の頃から貪り読んできた本の中で、過去の偉人たちの人生から学んだこと。

それは、人間が大きくなるために必要な2つの経験があるということ。

 

1つは、人生のどん底を味わう挫折経験。

そしてもう1つは、そのどん底から這い上がるという経験です。

 

僕は10代の頃、本当に人生のどん底だと思える時にこの事実に出会ってから、命を救われました。

一行の言葉で人生が変わる。まさにそのことを実体験で実感しました。

 

その時僕が考えていたのは、このどん底経験は、絶対に自分自身のベースになるし、将来の糧になると。

だから、絶対に光を見失わないで、腐ることは絶対にしないで、這い上がるんだ。そう決意した。

その日、その感覚は、今でも僕の中に鮮明に残っています。

 

当時は今よりもずっと子どもで、将来のことも、今という現実を受け入れることも、なかなかできなかった。

ただ、その瞬間を必死に生きていて、もがいていたんですね。

だからこそ、言葉の力が僕には必要でした。

言葉に、救われた。言葉が、背中を押してくれました。

本がなかったら、言葉がなかったら、僕の人生は終わっていたかもしれない。

それは、生きているけれど死んでしまっているという、そんな今を過ごしていたかもしれないなと。

今となっては、ぞっとします。

 

その長いトンネルから抜け出しかけた時に僕は、将来の夢を決めました。

将来は本を書いて、生きていくのだと。

言葉で、誰かの背中を押すということをするんだと。

僕が生きた証というのを、本という形にして残していくんだ。

僕と関わった人の言葉とか、人生を、本という形で綴っていきたい。

そう決めたのが、10代も終わろうとしていたあの時、長い冬がもうすぐ終わろうとしていた瞬間でした。

 

一度、本当にこれ以上ないかもしれない、という挫折、暗い時代を経験したことがある人は、強い。

その経験がベースにあるからこそ、人の痛みがわかるし、何よりも自分の気持ちがわかる。

そしてその挫折から這い上がった人は、将来絶対その経験が活きてくる。

その経験をした意味は、後から絶対についてくる。

ただで起き上がるのではないからです。

起き上がった後、這い上がった後には、必ず何かを握っています。背負っている。そしてその背負っているものが、あなたの人生にとって、必ず大きな価値あるものであって、あなたはそれを伝えていくこと、残していくことをするんです。

 

僕は、淡々と、そして熱い想いを忘れずに、生きていきたい。

ありがとう。