大人の少年で、僕はありたい。

コンサルのお仕事やっています。 このブログには、自身の経験からくる「大学時代」と「就職活動」、そして10代の頃に知りたかった社会のリアルを書いています。

僕は蝶になりたい。

人が最後に欲するものって、お金でも権力でもなくて、自由なんですね。

 

究極の、自由。

 

その意味を本当の意味で実感している人って、どのくらいいるのだろう。

僕自身も、本当の意味でわかっているとは言いれないかもしれない。

あれほどに自由の大切さを痛感した10代があったにも関わらず。

 

パピヨンという言葉があります。

「蝶」という意味。

 

僕は、自分自身の人生を、ひらひらと舞う蝶になりたい。

 

 

僕は「ショーシャンクの空に」という映画が好きです。

映画好きの中でも、この映画を好きだという人も多い。

それくらい世界中で有名な映画。

 

内容は「脱獄」をテーマにした映画。

無実の罪を着せられた主人公が、脱獄を試みる。

 

最後、塀の向こう側でガッツポーズをするシーンというのが、僕の心の中のスクリーンにくっきりと残っています。

 

あのシーンが、僕ら人間の心の中を、これ以上ないくらいに表しているのではないかと僕は思います。

僕らは誰しも、無意識的に、自由を求めている。

それは、僕らが無意識的に、囚人であるからだと思うんですね。

 

囚人というのは、牢屋に入れられている人だけではない。

 

僕らは多くの人が、自分の心という無意識の牢獄に、縛られている。

誰しもが、自分で自分の心を縛ってしまっているんですね。

 

だからこそ僕らは、脱獄映画に憧れる。

無意識的に囚われた何かから、解放されたいという奥底の願望。

 

そういえば、「巌窟王」という絵本がありますね。

 

 

自由を求めるという本能に、忠実に生きたい。

不自由だという現実に気づかないほど、現実の世界に浸ってしまったら、それは寂しいことだと僕は思います。

 

僕は幼い頃からずっと不思議でした。

周りの大人の人たちは、自分で自分を不自由にしていて、それでいて

「〜〜のためだかから、仕方がない」

と言って、悲劇のヒーローを気取っている、と。

 

その生き方は、寂しい。

 

僕は、蝶になりたい。